2024年9月1日Minori, 倉 未典
カテゴリー:知ってて損ナシ豆知識, 美容師のお勉強
薄毛・かゆみの原因の元!顔だけじゃない頭皮ニキビ
今回は頭皮にできるニキビについてお話させていただきます*
髪をきちんと洗っているつもりなのにかゆい、ヘアブラシが当たって痛みを感じるなど、こうした症状は頭皮にできたニキビが引き起こしているかもしれません。
頭皮ニキビができる理由と、予防・改善の方法もお伝え致します*
髪の毛に隠れ、見えにくいのが頭皮のニキビ。ニキビというと思春期にできやすいイメージですが、頭皮の場合は30代~40代の男性に見られることも多くあります。
主な原因は他の箇所と同様、ニキビの元となるアクネ菌の増殖と、毛穴の詰まりです
特に頭皮は皮脂の分泌量が多いため、毛穴が詰まりやすくなりニキビができやすい箇所とも言えます。
また、ストレスや不規則な生活のほか、帽子による蒸れ、整髪料などの成分が合わないといった生活習慣が関わることも少なくありません。
かゆみや痛みを伴いがちで、繰り返す人が多いのも頭皮にできるニキビの特徴です。
掻いたり触れたりすることで悪化の可能性があるので、気になっても触ったり刺激を与えないようにしましょう。
よく見られるのは、頭皮が炎症を起こす湿疹や脂漏性皮膚炎。脂漏性皮膚炎は皮膚に存在するカビの一種が原因とも言われ、頭皮だけでなく顔のTゾーンなど皮脂の分泌量が多い箇所に出やすい症状です。
湿疹や脂漏性皮膚炎の典型的な症状は、どちらも赤みがありカサカサしていること。皮膚がはがれ落ち、フケのように見える場合もあります。
一方、ニキビは皮膚が盛り上がり、押すと痛かったり、時には膿を持っていたりします。
見分けるのはなかなか難しいため違和感を感じたら病院に行きましょう。
頭皮のニキビを予防するなら、生活習慣にも気を付けましょう。
シャンプーや整髪剤など髪の毛に使う製品の成分が合わないとニキビの原因になることもあります。
もし新しいものを使い始めてからニキビができるようなら、いったん使用をやめて様子をみてください。
また、細菌の繁殖を促さないよう、帽子やヘルメットをかぶる時間は減らして蒸れを抑える工夫や、枕カバーをはじめとした寝具を清潔に保つことも必要です。
頭皮を労るためにヘアブラシを強めに使って傷付けるといったことも避けましょう。
夏の蒸れに引き続き、秋冬の乾燥も始まりますのでぜひケアをされてみてください*
2024年8月27日Kyoko
カテゴリー:ギフトヒーリング, スパ・エステ
暑さと冷房で疲れた体のメンテナンス
こんにちは。
スパ・エステ「ギフト・ヒーリング」担当のkyokoです。
新サービスのスパ・エステ「ギフト・ヒーリング」が始まって1カ月が経ちました。
ギフトヒーリングでは施術の前にカウンセリングを行い、お身体の状態にあった施術を行います。
利用されたお客様からも「スッキリして良く眠れるようになった」、「カラダがリラックスできるようになった」などのお声を早速頂いております。
さて、8月も下旬に差し掛かり、猛暑の暑さや冷房の寒さなどで体の疲れが出始める時期になります。
疲れは、頭皮や首、肩まで様々な健康の不調につながります。
そのためにも日々のストレス軽減やリラックスは体の健康を維持するためにも大変重要です。
スパ・エステのリラクゼーション効果は、血行が促進されることで頭部の緊張がほぐれます。さらに、筋肉の緊張が和らぎ、副交感神経がリラックスすることでストレス軽減や睡眠の質向上にもつながります。
大切な体のメンテナンスに、是非ご利用ください。
Giftliving
Kyoko
2024年8月15日Gift Living
カテゴリー:ギフトヒーリング, サロンのNEWS, スパ・エステ
新サービス【Gift Healing(ギフト・ヒーリング)】
2023年1月12日Gift Living
カテゴリー:知ってて損ナシ豆知識
寒い季節のひび・あかぎれの予防と対策
ひび・あかぎれを予防するためには、日常生活を通した対策が必要となります。また、すでにひび・あかぎれが発生している場合は、悪化しないよう症状に合わせて適切に対処しなければなりません。今回は、ひび・あかぎれの予防法と対処法、病院を受診するタイミングについてお伝えします。
ひび・あかぎれの予防法
ひび・あかぎれ予防のために取り入れたいのが、次のような対策です。
水仕事の際はゴム手袋を着用する
洗剤や水による刺激を防ぐため、水仕事をするときはゴム手袋を着用しましょう。
水に濡れたら、すぐにタオルでやさしく拭き取る
皮膚を濡れたままにしておくと、水分が蒸発するときに皮膚の水分まで一緒に蒸発してしまいかねません。吸水性のよいタオルを使って、ゴシゴシこすらず押さえるように水分を拭き取りましょう。
保湿ケアはしっかりと
水分を拭き取った後は、保湿クリームなどの保湿剤でケアしましょう。洗面所やキッチンなど、手を洗う場所の近くに保湿クリームを常備しておくと、すぐに使えて便利です。
セラミド入りの保湿剤のほか、角化(皮膚が厚くなる)症状がある場合はビタミンA(レチノール)入りのものがおすすめです。密着してとれにくいワセリンは刺激が少なく、皮膚炎がある人にも向いています。
乾燥や角化症状だけなら、尿素配合のクリームも有効です。ただし、湿疹や傷につけると痛みやかゆみを生じる可能性があるので注意してください。また、ヘパリン類似物質やビタミンEが配合されたクリームやローションもおすすめです。
熱いお湯の使用に注意する
熱いお湯は皮膚に必要な保湿成分を奪ってしまうため、温度に注意しましょう。
手袋や帽子、耳あてなどで外気から皮膚を守る
寒い季節は、皮膚に必要なうるおいを奪われないよう、冷たく乾燥した外気からしっかり守ることが大切です。手袋や靴下、帽子、耳あてなどを上手に活用しましょう。
部屋の乾燥を防ぐ
- 部屋の湿度が低い状態だと、皮膚の乾燥が進み、ひび・あかぎれを起こしやすくなります。とくにエアコンをよく使う季節は、注意が必要です。湿度が高すぎると、ウイルスやカビを増殖させる原因ともなるため、50%を目安に湿度を保つとよいでしょう。
ぬるめの湯船につかって血行を促す
入浴を熱いシャワーで済ませてしまうと、肌が乾燥するだけでなく、体がきちんと温まりません。とくに寒い季節は血行不良になりやすいため、38~40℃のぬるめの湯船につかって血行を促しましょう。
ただし、長風呂はNG。皮膚がふやけて、バリア機能が低下してしまいます。また、体を洗うときは、ナイロン製のタオルなどでゴシゴシと強くこすらないこと。肌にやさしい洗浄料をしっかり泡立て、泡を肌にのせるように手のひらで洗うのがおすすめです。
バランスのよい食事をとる
日々の食事が健やかな肌を育てます。まずは、バランスのとれた食事をとることが基本。そのうえで意識したいのが、次のような栄養素の摂取です。
■タンパク質
皮膚をつくる材料となる栄養素。1食あたり片手1杯分の摂取を目安にするとよいでしょう。肉や魚、乳製品などの「動物性タンパク質」と、大豆などの「植物性タンパク質」の両方をバランスよくとることが大切です。
■ビタミンA
皮膚の修復を助け、皮膚を丈夫に保つのに役立つ栄養素。カボチャやニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜、レバー、うなぎなどに多く含まれます。
■ビタミンE
血行を促進する栄養素。抗酸化作用も期待できます。アボカドやナッツ類、アーモンドなどに豊富です。
■脂質
健やかな皮膚を保つうえで欠かせない栄養素。肉類や乳製品のほか、魚介類、植物油、ナッツ類に豊富です。ただし、とりすぎには注意しましょう。
■亜鉛
タンパク質や細胞の合成に関わるミネラル。牡蠣のほか、赤身の肉や鶏肉、カニ、豆類、ナッツ類に多く含まれます。
このほか、体を冷やす冷たい飲食物のとりすぎは避けたいところです。ショウガなど、体を温める食材を適度に摂取することもおすすめですが、唐辛子などの刺激が強すぎる食材は避けたほうがよいでしょう。
また、飲酒をすると乾燥が悪化するので注意してください。
ひび・あかぎれになった際の対処法
ひび・あかぎれ予防のために取り入れたいのが、次のような対策です。
清潔を保つ
まずは清潔を保つことが大切です。ただし、洗いすぎによる乾燥にはご注意を。皮膚をゴシゴシこするのではなく、できるだけやさしく洗うようにしましょう。弱酸性の洗浄料を選び、泡でやさしく洗うようにしましょう。乾燥を悪化させるだけでなく、皮膚を傷つけるおそれもあるため、ナイロン製のタオルの使用はできるだけ控えてください。
こまめに保湿ケアをおこなう
すでにひび・あかぎれを起こしている場合は、かゆみや痛みへの配慮が必要です。ひび・あかぎれ用の保湿剤のほか、ワセリンなど皮膚への刺激をおさえたものをこまめに塗りましょう。皮膚をこすらないように注意しながら、ゆっくりと皮膚に塗りこむイメージで塗り込むと効果的です。
傷口を刺激から守る
傷ができている部位には、皮膚科では傷用の抗生剤軟膏を塗って対処します。水絆創膏を使う場合、傷口が細菌感染していると悪化するため、患部を清潔にして使用しましょう。
医薬品を使用する
ひび・あかぎれ用の医薬品も有効です。部位や症状に合わせて利用しましょう。ただし、使用が原因で痛みやかゆみを感じた場合は、すぐに使用を中止してください。
質のよい睡眠をとる
皮膚の修復を促す成長ホルモンは、夜寝ているあいだに分泌されます。スムーズな入眠をさまたげるような習慣(寝る直前の食事、カフェイン、アルコール、スマートフォンやテレビなど強い光の刺激)を避けましょう。
病院(皮膚科)を受診する
保湿しても乾燥がおさまらないときは、皮膚炎が隠れている可能性があるため、受診をおすすめします。ひびの痛みが強い、ひび周囲が腫れる、あかぎれがどんどん広がるなどの症状が見られるときも、早めに医師に相談しましょう。
ひび・あかぎれの悪化(重症)には要注意
かかとのひびを放置していて、体重がかかると、ひびが深くなったり症状が長びくことがあります。なかには、真皮が露出してしまうほどひびが悪化している人も見られます。また、美容師や調理師など、職業的に、手指への刺激を避けることが難しい場合、重症の手湿疹にまで悪化することも少なくありません。
かかとや指先のひび・あかぎれは、ほかの部位と比べて刺激を受けやすいぶん、悪化することが多くなります。悪化した場合は、なるべく早めに病院を受診しましょう。
2023年1月4日Gift Living
カテゴリー:お知らせ
Gift Living公式予約アプリご登録のお願い【重要】
【Gift Living公式予約アプリのお知らせ《重要》】
Gift Living予約アプリのご紹介です。
【概要】
■アプリ上から24時間いつでも予約が可能
指名予約にも対応しているので担当スタッフのスケジュールを確認してからの予約が可能です。
■クーポン
お得なクーポンが配信されます。ネット予約時にクーポン利用での予約も可能なので来店時もスムーズに施術頂けます。
■マイページ機能
予約状況の確認やキャンセルがマイページ上から行えます。スタッフの登録が出来るので前もって担当者を登録しておけばマイページからスムーズな指名予約が可能です。
アプリのダウンロードはいつでもできますので、ダウンロードとご登録を何卒宜しくお願い致します。
Androidの方⇒PlayStoreで「GiftLiving」と検索 (※大文字,小文字,スペースが違うと出てきません)
iPhoneの方⇒AppStoreで「GiftLiving」と検索 (※大文字,小文字,スペースが違うと出てきません)
下記のURLをコピーして検索してもページに飛ぶことができます。↓
iPhone/Android 共用URL →https://b-merit.jp/sp/app/?shop=giftliving
なお電話予約、ホットペッパービューティーネット予約は引き続きご利用いただけます。
今後ともGift Living(ギフトリビング)を宜しくお願い致します。
2023年1月1日Gift Living
カテゴリー:お知らせ
2023年 新年のご挨拶 祖師谷の美容室Gift Living(ギフトリビング)
倉 復帰のお知らせ
2022年2月13日Gift Living
カテゴリー:知ってて損ナシ豆知識
3月 メンタルヘルスの不調を防いで血管も健康に!
●期待と不安――春はストレスをためこみやすい季節
柔らかい日差しに春の訪れを感じる3月は、人事異動や昇進など、社会生活の面で大きな変化を迎える季節です。新たに始まる日々に期待が膨らむ一方、変化には不安や心配ごとがつきもの。年度末ならではの忙しさ等も加わって、普段よりストレスをため込みやすい時期であるとも言えます。
そんなときにこそ気をつけたいのが、心の健康(メンタルヘルス)。忙しさや不安は目には見えないストレスとなって、あなたの身体にも悪影響を与えることがあります。
●ストレスはメンタルヘルスや身体の不調をまねく
ストレスというと心労や過労など、嫌なことや辛いことをイメージする人が多いかもしれませんが、嬉しいことや楽しいことも含めて、日常のさまざまな出来事がストレスの要因になります。たとえば、職場では「人事異動」「昇進」「長時間労働」「人間関係のトラブル」、プライベートでは「住環境や生活の変化」「結婚や出産」「家族の病気」などです。適度なストレスは人間的な成長を促すものですが、ストレスが過剰になると、メンタルヘルスの不調をまねくだけでなく、身体疾患のきっかけになることもあります。
たとえば強いストレスが長く続くと、身体を安定した状態に保つように働く自律神経や内分泌系に異常が生じて血管に負担がかかり、血管病のリスクが高まることが知られています
ストレスが血管に与える悪影響
1.自律神経・内分泌系の異常が代謝機能を乱す →・血圧や血糖値が上昇する ・コレステロールなどの血中脂質の異常が起こりやすくなる 2.血液中の赤血球が増加する →心筋梗塞や脳卒中の原因となる「血栓」ができやすくなる |
●強いストレスは心筋梗塞や脳卒中の引き金に
恐ろしいのは、強いストレスは、時に心筋梗塞や脳卒中といった命にかかわる病気の引き金になることがある点です。
たとえば何かの試験を受ける際などには、脈が速くなったり、血圧が上がったりしますが、これは「失敗しないように」という心理的な刺激が脳から心臓に伝わるために起こるものです。軽いストレスでもこうした身体変化が起こるのですから、特に動脈硬化症や心臓病といった持病のある人が強いストレスを受けたときに、脈拍が増加し、血圧が急上昇して、狭心症発作(胸痛)や心筋梗塞を起こすケースもあります。また、脳卒中の最大の要因は高血圧なので、やはり強いストレスが発症の引き金になることがあります。
●ストレスを上手に軽減して、血管病の予防につなげよう
ストレス対策の基本は、まずは自分のストレスに気づくことです。ストレスによって現れる心身のさまざまな変化を「ストレス反応」といい、表2のように身体面・心理面・行動面に現れることがあります。
ストレスによる主な症状(ストレス反応)
身体面の変化
| 心理面の変化
| 行動面の変化
|
▼
身体疾患
| 精神疾患
|
自分の「ストレス反応」に気づいたら、休養や気分転換をするなど早めのセルフケアでストレス解消を促すことが、メンタルヘルス不調の予防、さらには血管病をはじめとした身体の不調を防ぐことにもつながります。
2022年2月10日Gift Living
カテゴリー:知ってて損ナシ豆知識
2月 しっかり予防!冬季のヒートショック
●冬季に多発する温度差で起こるヒートショック
暦の上では立春を迎える2月。とはいえまだまだ真冬日を記録することもある、寒さ厳しい季節です。このような時季に気をつけたいのが「ヒートショック」。ヒートショックとは、気温の低い屋外から暖かい屋内への移動や、暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な環境温度の変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけとして起こる、健康被害の総称です。
●ヒートショックが起こりやすいのは入浴時
ヒートショックは、特に冬季の入浴時に起こりやすいことが知られています。暖房をしていない脱衣場や浴室では室温が極端に低くなりがちで、こうしたなかで衣服を脱ぐと、急速に体表面から体温が奪われて血管が収縮し、血圧が急激に上がります。温かい湯船に入れば、今度は血管が拡張して、血圧が急激に下がります。このような入浴に伴う温度差が血圧を大きく上下させるために、失神や心筋梗塞、脳梗塞が起こったり、その結果として湯船で溺れ、命を落としてしまうこともあるのです。
●こんな人は特にご注意を!
厚生労働省によると、家庭の浴槽で溺れて亡くなる人の数は、2004年には2,870人であったのに対し、2015年には4,804人となり、およそ10年で約1.7倍に増加しています。そして、このうちの約9割を65歳以上の高齢者が占めています。
高齢になると血圧の変動が生じやすくなり、体温を維持する機能も低下するため、ヒートショックの影響を受けやすいと考えられることから、65歳以上の人は特に注意が必要です。また、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの動脈硬化リスクがある人、肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈がある人も、ヒートショックの影響を受けやすいため、ぜひ意識して対策を心がけましょう。
●入浴中のヒートショックを防ぐために
ヒートショックを防ぐためにできる工夫をまとめました。できることから取り入れて、ヒートショック対策を行っていきましょう。
(1)入浴前に脱衣場と浴室を暖かくしておく 脱衣場に小型のヒーターを設置したり、浴室内の壁に温水シャワーをかけるなどして温度と湿度を上げましょう。湯船のお湯張りをシャワーで高めの位置から行うのも、浴室全体を暖めるのに役立ちます。 (2)湯船につかる前に、シャワーやかけ湯で体を温める 寒いからと急に湯船につかるのは危険です。シャワーやかけ湯で徐々に体を温めましょう。また、入浴後は、浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。 (3)湯船の温度はぬるめ(41℃以下)とし、長湯を避ける 湯船につかっている時間は10分以内を目安に、入浴全体の時間も長すぎないようにしましょう。 (4)入浴前後には、コップ一杯の水分補給を 脱水を避けるために、水分補給も忘れないようにしましょう。 (5)入浴前のアルコール・食後すぐの入浴は控える アルコールや食事は一時的に血圧を下げるため、直後の入浴は控えたほうがよいでしょう。 (6)血圧が高いときには、入浴を控える 収縮期血圧が180mmHg以上または拡張期血圧が110mmHg以上の場合は入浴を控えたほうがよいでしょう。 (7)家庭内で「見守り体制」をつくる 高齢者や持病のある方は特に、入浴前に同居者に一声かけましょう。また同居者は、いつもより入浴時間が長いときには入浴者に声をかけましょう。 |
●屋内全体で考えるヒートショック対策
- 部屋の温度:15℃以上、28℃以下に保たれている
- 洗面所、浴室、トイレの温度:冬季で20℃以上
暖房器具の適所への配置や市販の断熱・防寒対策グッズの活用、家屋の断熱改修など、屋内の温度差を緩和するための方法は様々あります。ご自身の住まいに合った方法を上手に取り入れて、まだまだ寒さの厳しい2月を元気に乗り切りたいですね。
2022年2月6日Gift Living
カテゴリー:知ってて損ナシ豆知識
2月の食養生
2月は、立春、雨水(うすい)の2つの節気があり、厳しい寒さが続きますが、春の兆しがみられる時期でもあります。冷えから体を守るのと同時に、身体を養い、エネルギーを蓄え、春に向けて体内環境をしっかりと整えていきましょう。
食養生のポイント
体を温めるものを積極的に取ると同時に、冷えによって低下しやすい「腎」の機能を補う食材を取ります。「腎」には生命力を指す「気」と、生命活動を支える「精」という、生命活動を維持するのに特に大切なものがあるとされています。「気」が不足する「気虚」の状態になると、息切れ、食欲不振、体力低下、疲れやすく風邪をひきやすい、といった不調が現れるほか、春先に飛んで来る花粉にも反応しやすくなります。
一年間を元気に過ごすためにも、栄養をしっかりと取り、2月に「腎」を補い、「気」と「精」を蓄えておくことが大切です。
2月のおすすめ食材
●海老
海老は体を温める作用がある食材です。そのため、海老は寒い時期や冷えのある人に向いています。海老は「腎」の「気」や「精」を補う作用があるため、男女ともに性機能が低下している人、高齢者の骨粗鬆症予防・認知症の予防、成長期の子どもに勧められます。特に脳みそが食べられる有頭海老や、脳みそや殻ごと食べられる小えびは、「腎」を補う作用が強いといわれています。 海老は高たんぱく質、低脂肪でダイエット向きの食品です。海老に含まれるアスタキサンチンによるもので、強い抗酸化作用があり、悪玉コレステロールの酸化を抑えて、血管壁を保護し、視力低下を防ぐ作用などがあると報告されています。また、殻に含まれるキチン・キトサンは食物繊維の仲間で、免疫の働きを維持したり、生活習慣病を予防したりする効果が期待されています。また、身にはコレステロールを抑えるタウリンも豊富です。
●にら
ねぎは、辛味のある食材なので気の巡りや血行を促進する働きがあります。また、消炎や解熱の作用があり、寒気を伴う風邪などの症状緩和におすすめです。 ねぎ特有のにおいは、アリシンによるものです。アリシンは、殺菌効果や血行促進、疲労回復、食欲増進などの働きがあります。
冷えから体を守りために、食生活から見直してみてはいかがでしょうか。