2020年7月11日倉 未典
カテゴリー:知ってて損ナシ豆知識
髪のキューティクルって何?とても大切な役割をしています*
こんにちは、倉です*
今回は毛髪の表面にある『キューティクル』についてお話させていただきます*
髪に関する記事でよく見かける言葉だと思いますが、
どんな役割をしているのか、ケアをするとどんないいことがあるかご存知ですか?
キューティクルとは、毛髪の表面をおおっている部分で外部の刺激から毛髪内部を守り、栄養となるタンパク質や水分が失われないように働くと同時に、髪につやを与えています。
根もとから毛先に向かってウロコ状に重なり合い、1枚の細胞は非常に薄く、通常6~8枚が密着した層をなしています。
キューティクルはケラチン(硬質タンパク質)でできており、 もろくて摩擦に弱いため無理なブラッシングや乱暴なシャンプーによって傷ついたり、はがれやすくなったりします。
健康な髪は、規則的に整った波状をしていますが、傷んだ髪は浮いたりはがれりして乱れています。
ヘアアイロンではキューティクルが溶けることもあり、さらに傷んでキューティクルのほとんどがはがれてしまうと、内部のタンパク質が流出し切れ毛や枝毛の発生しやすい状態になります。
キューティクルは濡れると開くという性質を持っています。キューティクルが開くと髪を保護する働きが機能しなくなり、毛髪に必要な水分や栄養分などが出てしまうので、濡れている時間はできる限り短い方がオススメです。
一見熱を加えないので毛髪に良さそうに思える自然乾燥も、キューティクルが開いた状態が長くなってしまうので避けましょう。
髪を乾かさずに寝るのもキューティクルが開いた状態で寝ることになりますので、髪同士が絡んだり枕との摩擦が起こりキューティクルが剥がれてしまいます。とにかく濡れた状態の髪はとってもデリケートなので濡れている時間を極力短くするという意識のもと、しっかり乾かすことが重要です*
キューティクルが規則的に整っていると髪に綺麗なツヤが生まれます。
キューティクルが整っている=光が反射する面が整っているということですので、光が綺麗に反射し髪にツヤが生まれます。
キューティクルが閉じていると、毛髪に必要な水分と栄養分もしっかり髪の内部に蓄えられるので、毛髪の健康状態も保つことができます。
夏の暑い時期にドライヤーは大変とは思いますがツヤ髪の為に日々のお手入れとしてぜひ習慣化されてみてください(^ ^)