2022年1月12日Gift Living
カテゴリー:知ってて損ナシ豆知識
暖房の効率的な使い方
冬の季節、気になる電気代。
冬はどうしてもエアコンや電気ストーブ、こたつなどの暖房器具の使う頻度が増え、電気代がかさんでしまいます。ですが、寒さを我慢せずに快適に過ごすためには暖房がかかせません。
そんな悩みを解消するために、暖房の効率的な使い方を7つのテクニックに分けてご紹介。効率よく使えれば、電気代を抑えつつ快適な温度で過ごすことができます。これまでの自分の使い方と照らし合わせながら、ぜひ参考にしてください。
1 状況や場所によって暖房を使い分ける
日々の生活の中で、暖房を使う状況や使いたい場所はさまざまあります。効率よく使うためには、暖房器具の特徴を抑えて適材適所で使うようにしましょう。
- ・エアコン:省エネ性が高く、部屋全体を長時間暖めるのに向いています。
- ・床暖房:足元から静かに部屋全体を均一に暖めるのに向いています。
- ・ファンヒーター:立ち上がりが早く、朝や帰宅時などに短時間で暖めたいときに向いています。
- ・赤外線ヒーター・パネルヒーター:足元などスポット的に自分のまわりを暖めるのに向いています。
- ・こたつ・電気カーペット:体をダイレクトにしっかり暖めるのに向いています。
- ・電気毛布:就寝中に体を暖めるのに向いています。
とくに部屋を暖める暖房と体を暖める暖房は使い分けて、うまく組み合わせる必要があります。エアコンとこたつ、エアコンとパネルヒーター、ファンヒーターと電気カーペットなど。メインの暖房で部屋全体を暖め、こたつやファンヒーターを使い体を暖めるのがおすすめです。
2 部屋を温めるときはサーキュレーターを使う
2つ目は、サーキュレーターや扇風機を使い、部屋の暖かい空気を循環させることです。
まず空気の性質として、暖かい空気は上に溜まりやすく、冷たい空気は下に溜まりやすい性質があります。そのため、エアコンを長時間使っていると、暖かい空気が部屋の上のほうに溜まっていき足元が寒くなってしまいます。
部屋全体を暖めるためには、上に溜まる暖かい空気を循環させる必要があり、この時使うのがサーキュレーターや扇風機です。エアコンの温風と干渉しない場所に置いて、上向きにします。上向きにすることで、上に溜まった暖かい空気を部屋中に行き渡らせて、循環させることができます。
3 エアコンは自動運転機能を使う
暖房の効率的な使い方の3つ目は、こまめにスイッチを消したり点けたりするのではなく、自動運転機能を使うことです。
よく部屋が暖まったからといって、こまめにスイッチを切っていませんか。実は、電気はスイッチをオンにして暖房器具を立ち上げるときにもっとも消費します。そのため、こまめにスイッチをオン・オフしていると、電気代が上がる原因になることも。
電気代を抑えるために、部屋が暖まったあともエアコンは消さずに、自動運転機能を使うようにしましょう。自動で設定温度を維持してくれて、快適に過ごすことができます。
4 シーズン前後は暖房器具の掃除をする
4つ目は、暖房器具を使い始める前や、使い終わった後にフィルターなどの掃除をすることです。
とくにエアコンはフィルターにほこりが溜まっていると、暖房の効きが悪くなって余計な電気を使ったり、エアコン自体の寿命を縮めることにも繋がります。シーズンの前後にフィルターを外して掃除機で吸い取るようにしましょう。もし余裕があれば、2週間ごとにお手入れするのがおすすめです。
他にも、電気ストーブなどもほこりが溜まっていたら拭き取るようにします。掃除をする際は、電源プラグを抜いてから行いましょう。
5 室外機まわりにものを置かない
5つ目は、エアコンの室外機のまわりに、プランターやベンチなどものを置かないことです。
室外機は外の熱を含んだ空気を吸い込み、部屋の中の冷たい空気を外へ放出しています。そのため吸い込み口のまわりにものがあると、空気を効率的に吸い込むことができません。暖房効率をよくするために、ムダなものは置かずにスペースを空けて、空気がスムーズに流れるようにしましょう。
他にも雪が降る地域では、しっかり雪対策も行ってください。室外機が雪に埋もれてしまうと、外の空気を吸い込めなくなり、運転ガストップしてしまうことも。埋もれるまではいかなくとも、ファンに雪がつくと空気の流れが悪くなり、暖房効率が下がってしまいます。
室外機の高さを上げたり、屋根をつけたりするなど対策を行いましょう。
6 窓際・カーテンを工夫して冷気を入れない
6つ目は、窓やカーテンを工夫して、部屋の中に冷気を入れ込まないようにすることです。
窓に断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンや断熱効果のあるものを使ったりして、冷気を外から入ってくる冷気を遮断しましょう。とくに断熱シートは、結露を防ぎカーテンにカビが生えたりダニが発生するのを防ぐ効果もあります。
断熱シートやカーテンは、暖房だけでなく冷房の効果も高められるため、1年間を通して節電・節約したい方にもおすすめです。
7 電気代やプランを見直す
房を効率的に使うためのテクニックの最後は、電気代やプランを見直し、ムダをなくすことです。
現在、さまざまな企業や電力サービスを提供しており、プランもさまざま。電気会社だけでなく携帯会社やガス会社など、契約しているサービスや製品とセットで使うことでお得になることもあります。
1ヶ月で見れば少ない額でも、1年2年と経てば大きな金額になります。まずは今の電気代を確認し、他のプランと比較してみましょう。自分や家庭のライフスタイルも踏まえて検討してみてください。
まとめ:できることから試して効率よく暖房を使う
いかがでしょうか。ここまで暖房の効率的な使い方を紹介しました。できそうなことから取り入れて、電気代を抑えながら冬でも快適に過ごしましょう。
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