2017年3月29日Gift Living
カテゴリー:プライベート
これぞ暁斎展
今日は先日行ってきました、渋谷BUNKAMURAの催し物のご紹介です。
世界が認めた画家、河鍋暁斎の作品展です。
河鍋暁齋は去年の春に行った、浮世絵氏、歌川国芳&歌川国貞の国芳に入門した幕末から明治初期に活躍した画家です。
墨の濃淡で立体的に見せる画風は狩野派の特徴ですが、この方は色々な流派・画法を取り入れ「画鬼」と呼ばれていました。「暁斎」と名乗る前の漢字は「狂斎」でした。
異才の天才で、動物をモチーフにしたかと思えば、七福神、幽霊画、春画など様々な画があります。
当時の流行美術とはある程度の距離を保ってたため、暁斎は必ずしもこの時代を代表する画家という位置づけにはありませんが、こうゆう感性の方々のご活躍が後の明治維新につながり、現代に受け継がれてるのではないでしょうか。
この時代から、こんな感性を持ってたんだと、本当に驚かされます。
興味のある方は、ぜひ行かれてみてください。
次回は、新国立美術館で開催中の「ミュシャ展」、東京駅で開催中の「パロディ、二重の声展」に行ってみたいと考えてます。
行かれた方は是非感想をお聞かせ下さい。