2020年11月26日倉 未典
カテゴリー:知ってて損ナシ豆知識, 美容師のお勉強
寒さ対策=〇〇発生!これからの時期に気を付けたいこと、お伝えします*
こんにちは、倉です(^ ^)
今回は寒くなってきたこれからの時期によく発生する【静電気】についてお話しさせていただきます。
実は、髪にもお肌にもダメージを与えてしまう可能性があるのでケアは忘れずにしていただく事をオススメします*
▽静電気が冬に起こりやすいのはなぜでしょう?
静電気は、水分を通じて空気中に放電されます。つまり湿度が高い状態では静電気は発生しにくく、空気が乾燥している冬は空気中に放電されずに静電気が発生するという現象が起こります。
ブラシでとかしたり、マフラーを外した時に髪が広がったりするのは、乾燥した時期に多くみられる現象です。
▽静電気により起こりうる影響は?
静電気が起きると、髪表面のキューティクルがはがれやすくなり、ダメージヘアが進んでしまうことがあります。キューティクルがはがれた部分からは髪内部のタンパク質や水分が流出し、パサつきがひどくなり、髪がまとまらない原因にもつながります。
髪が健康な状態では、髪の内部に約12~13%の水分が保持されています。毛先のほうが根元より水分は少ないため静電気が起きやすく、毛先がこすれたり、からんだりします。
切れ毛や折れ毛につながり、さらなる髪のダメージにつながるのです。
静電気は、頭皮にも悪影響を及ぼします。乾燥して帯電した頭皮は、チリやほこりを寄せ付けてしまいます。
チリやほこりには多種多様の病原菌が付着していることがあり、これらが頭皮につくことで、頭皮のかゆみを引き起こしたり、乾燥してはがれた頭皮の表面から内部へ病原菌が入り込んだりし、頭皮トラブルを引き起こす可能性もあるのです。
▽どのようにケアをするべきか?
髪を健康な状態に保つには、トリートメントやコンディショナーを正しく使って髪の表面をケアすること、シャンプーしすぎないことで健康な髪を生み出す頭皮をケアすることが大切です。
ブラシを静電気が発生しにくい素材に変えるのもオススメです。プラスチックやポリエステル製は帯電しやすく、静電気が発生しやすいので避けたほうがいいでしょう。
オススメなのは、木のブラシやクシです。先が丸く、頭皮を傷めないものを選ぶようにしましょう(^^)
その他にも美容院でのトリートメントによる栄養補給も効果的ですのでぜひギフトリビングのヘッドスパもお試しください*